こんにちは。ひまわり(@hattatsusurvive)です。
今回は、「ひまわり」が手帳を取得して感じたメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。
正直な話、手帳の取得には、メリットもデメリットもあります。
人によってはメリットに感じられることも、他の人ではそう感じられないかもしれません。そして、デメリットも同じことが言えます。
そして、前提としては、「どう生きたいのか」と考える必要があります。手帳を取得するというのは、大きな決断です。
「ひまわり」はそのあたりをあまり考えずに手帳を取得してしまいました。
今のところは、幸い、取得したことに後悔はありません。
けれど、取得する前にもっと知っておきたかった事はあります。
今回の記事は、取得するかどうか検討されている方に、参考にして頂きたくて書きました。
障害者手帳のメリット
まずはメリットから。
税金が安くなる
所得税の障害者控除を受けられる他、税金面での優遇を受けられます。
具体的には、以下のページをご覧下さい。
控除を受けると、住民税の額も変わるよ
地味に感じるかもしれませんが、控除による金銭的なメリットは大きいです。
障害者雇用枠に応募できる
就職において、「障害者雇用枠」に応募することが可能になります。
「障害者雇用枠」では、障害に配慮した働き方など、配慮を期待できる可能性があります。
・手帳を持っているからといって、必ずしも「障害者雇用枠」に応募しなければならないというわけではありません。
失業保険(雇用保険)で優遇される
手帳を持っていると、「就職困難者」に分類される場合があります。
「就職困難者」となれば、それに該当しない人と比べ、給付日数が変わることになります。
具体的には、以下のページをご覧下さい。
割引になるものがある
自治体によって制度は異なりますが、交通費などの料金が割引になるケースがあります。
例えば、東京都では、都営交通の乗車が無料となるサービスもあります。
また、映画館や美術館などでも、障害者割引を受けられるケースがあります。
自治体によって、割引となるものが異なります。
どんな割引が受けられるのか、自分の自治体に確認してみましょう。
公営住宅に入りやすくなるかも?
自治体によりますが、手帳を持っていると、公営住宅の入居が優先される場合があります。
例えば、東京都の場合、以下の制度が利用可能です。
応募しても、必ず当選するというわけではないと思います。
けれど、住宅費はかなりウェイトの高い固定費なので、優遇されるだけでも嬉しいですよね。
障害者手帳のデメリット
もちろん、デメリットも存在します。
保険に入れない可能性がある
発達障害のある人が、すべての保険に入れないというわけではありません。
障害があっても、入れる保険は存在します。
けれど、実際には、入れる保険は少なくなってしまいます。
ですから、自分が入りたい保険に入れない可能性が出てしまいます。
精神科への通院経験があるだけで、入れない保険もあるよ
住宅ローンを組めない可能性がある
住宅ローンを組むときには、団体信用生命保険(団信)に加入するのが一般的です。
団信に加入すると、ローンを組んだ人にもしもの事があった場合、その返済が保険金で弁済されます。
しかし、上記の「保険」と同様、こちらも加入が難しくなるケースが考えられます。
団信は強制ではないと思うのですが、ローンを組んだ場合、セットになるのが一般的です。
そのため、ローンを組むのが難しくなる可能性があります。
ローンを組む場合でも、フラット35は団信が強制加入ではありません。
けれど、保険なしだと、もしもの事があった場合の保証がありません。
その辺りをどう捉えるかによっては、デメリットが低く感じられるかもしれません。
「障害者」となることに心理的な抵抗を感じる
手帳を持つことに抵抗を感じる方もおられるかと思います。
「ひまわり」も、自分で申請しておいてなんなんですが、手帳を受け取ったときには、
ああ、私は障害者なんだ・・・・・・
と、ズシーンと重いものを感じました。
心理的な抵抗が大きい場合は、取得するのに慎重になった方がいいかもしれません。
まとめ
手帳の取得は、人生における、大きな決断です。
取得する際、自分が「どう生きたいのか」を考える、いい機会になるかもしれません。
手帳取得には、メリットもデメリットもあります。そして、それがメリットになるのか、デメリットになるのかは、その人の置かれた立場や考えにも大きく左右されます。
「ひまわり」の場合は、オープン就労も視野に入れていることから、メリットが大きいと感じました。
だから、取得に後悔はありません。
けれど、デメリットの方が大きいと感じられる方もいらっしゃると思います。
手帳の検討を機会に、自分の人生を見つめ直し、色々な情報を知った上で、取得するかどうかを決めるのが望ましいと、「ひまわり」は考えています。
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