こんにちは。ASD/ADHD当事者の、ひまわり(@hattatsusurvive)です。
前回は、ASDについて、ひまわりの事例を基にご紹介しました。
今回は、ADHD(注意欠陥/多動性障害)の特徴と、ADHD当事者の事例を記事にしたいと思います。
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私はADHD味もたっぷりだよ!
・ADHDの特徴がわかる
・ADHD当事者の事例を知ることができる
ADHD(注意欠陥/多動性障害)とは
まずはADHD(注意欠陥/多動性障害)とは何なのか、その定義を知りましょう。
発達障害は,脳の先天的な機能的・器質的な原因によって引き起こされた,発達に関する障害の総称であり,注意欠如多動性障害(Attention Deficit Hyperactivity Disorder/ ADHD)も発達障害に属する疾患である.ADHD は,物をよくなくす,すぐに気がそれるなどの「不注意」や,ソワソワと落ち着きがない,思い立ったら後先を考えずに行動するといった「多動・衝動性」を特徴としている.
引用:昭和学士会雑誌 佐賀信之, 森田哲平, 新井豪佑, 徳増卓宏, 幾瀬大介, 石部穣, 笹森大貴, 横山佐知子, 五十嵐美紀, 横井英樹, 岩波明 「成人期注意欠如多動性障害患者における不安,抑うつ症状」
ポイントは、”脳の先天的な機能的・器質的な原因”というところと、”不注意””多動・衝動性”の症状。
では、詳しく見ていきましょう。
ADHDは後天的になるものではない
ADHDを含めた、発達障害全般では、先天的に脳に何らかの障害があると考えられています。
脳の構造については、ASD同様、様々な研究がなされている段階で、解明されてはいません。
ですから、どうしてADHDになるのかもわかってはいません。
ただし、大事なのは、ADHDは「生まれつき」のものだということです。
ASD同様、育て方などが原因となり、「ADHDという病気」になるわけではないのです。
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生まれつきのものだから、誰も悪くない!
ADHDの特徴
ADHDの特徴は、大きくわけて、以下の二つに分類できます。
不注意(Attention Deficit)
不注意で代表的な症状としては、こうした症状が見られます。
・すぐに気が散ってしまい、注意を持続できない
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私も当てはまるよ!
多動性・衝動性(Hyperactivity Disorder)
多動性・衝動性で代表的な症状としては、こうした症状が見られます。
・そわそわして、手足を動かす
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私は頭の中が他動で、衝動性もあるよ!
ADHDの薬物療法
ADHDについては、以下の治療薬が販売されています。
・コンサータ
・インチュニブ
・ビバンセ(小児用)
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私は、コンサータを飲んでるよ
注意が必要なのは、薬だけでADHDが治るわけではない、ということ。
ADHDの特性は、薬で症状を完全になくなるわけではないのです。
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でも、私の場合は、薬で集中力がアップしたよ!
薬の効果には個人差があります。ご注意下さい。
情報サイト一覧に、製薬会社のリンクを載せています。
治療薬について詳しく知りたい方はそちらをご覧下さい。
ADHD当事者、「ひまわり」の場合
「ひまわり」はASD/ADHD併発です。
ADHD特性だけある方とはちょっと違うところもあると思います。
けれど、振り返れば、ADHD特性もバリバリに出ていました。
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よく生きてこれたなぁ・・・・・・
大げさかもしれませんが、今まで生きてこれたのが奇跡のような気さえします。
それでも、子どもの頃は、ADHDに気づかれることなく成長してしまいました。
その理由としては、2つ考えられます。
・凹凸はあるものの、知的に大きな遅れはなかった
子ども時代に「発達障害」を見過ごされてきた方は、こういった理由が大きいのではないでしょうか。
「ひまわり」も、その一人です。
不注意(Attention Deficit)
不注意エピソードも満載です。
・テストでは、大問はできるのに、凡ミスを繰り返す
・すぐに転ぶ、ぶつかる
事故エピソードは、「ADHDあるある」なように思います。
何かに気を取られていて、目の前の事が見えなくなるんですよね・・・・・・。
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死ななくて良かった!
「ひまわり」は、事故でトラックにひかれそうになったんで、余計にそう思います。
多動性・衝動性(Hyperactivity Disorder)
「ひまわり」は頭の中が他動です。
ひたすら色々な事が頭の中を駆け巡っています。
その多動性は、外から見えるものではないので、ちょっとわかりにくいかもしれません。
一方で、わかりやすいのは衝動性。
「ひまわり」の人生は、衝動の塊でもあります(笑)
行き当たりばったりの人生のため、現在の教職につくまでは、転職回数も複数。
教職に就いたのも、ある種の衝動でした。
このブログも衝動的に始めました。
ある日突然ひらめいて、気がついたらサーバーの契約をしていたんです(笑)
PDCAサイクルの、P、C、Aはなく、ただひたすらD(do)がある感じです。
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行動をした後に、考えることもあるよ
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それは「考える」って言わない!
後先考えずに行動することは、短所でもあり、時には長所にもなるかな、と自分では思っています。
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前向きすぎる!
まとめ
今回は、ADHDの特徴と、ADHD当事者の事例について、自分の体験を交えながら記事にしました。
ただし、これはあくまで、当事者が自分の体験をもとにしたものです。
医学的な知見に基づいたものではありません。
今回はあくまでも、ASD当事者「ひまわり」個人の視点から、ADHDについて書きました。
私の場合は衝動性が強いのですが、多動性の強い方もいらっしゃるでしょう。
同じADHD当事者であっても、個人によって、その特性は異なります。
ADHDの人が、皆同じ症状というわけではありませんので、その点はご注意下さい。
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ADHDについて知ってもらえたら、うれしいです!
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