発達障害について情報発信するブログです

発達障害×大学入試 入試での合理的配慮を考える

入試教育

こんにちは。ひまわり(@hattatsusurvive)です。

今回は、発達障害のある人の大学入試について考察します。

発達障害のある方は、現在、多くの学校で合理的配慮が受けられます。
では、大学入試においても、そのような合理的配慮が受けられることをご存じでしょうか。

えっ、そんな事可能なの?

うん。実は可能な入試もあるんだよ

今回は、大学選択ではなく、入試にのみ焦点を当てて考察します。
発達障害のある人が、一体、どういった試験で、どのような配慮を求められるのか。
今回は、それを考えてみたいと思います。

この記事ではこんなことを目指しています

・発達障害のある人の入試について考える
・発達障害のある人の、センター試験での合理的配慮を検討する
・各大学の入試での、合理的配慮を検討する

入試で「合理的配慮」を受けよう

発達障害のある方は、聴覚に過敏性があったり、集団での受験が困難な場合もあるでしょう。
そうした場合でも、諦めずに、安心して受験できるシステムもあります。

センター試験

センター試験では、障害のある方に対し、合理的配慮が認められています。
診断書の提出が必要となりますが、配慮を求めることが可能です。
具体的な配慮については、以下のページをご覧下さい。

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上記ページから、発達障害のある方が求められる可能性のある、配慮をまとめました。

・解答方法に関する配慮(チェック解答など)
・問題用紙に関する配慮(拡大文字冊子の配布など)
・試験時間に関する配慮(試験時間の延長など)
・座席に関する配慮(別室の設定など)
・その他の配慮(注意事項等の文書による伝達、付添者の動向など)
過敏性のある方や、学習障害のある方への配慮も設定されていることがわかります。
しかし、発達障害のある方が配慮を受けるには、以下の点に注意が必要です。

診断書・状況報告書の提出

受験時に、上記のような配慮が必要な場合、必要な書類があります。
それが以下の二つ。
医師の診断書
状況報告書
配慮を求める場合は、これら二つを、志願票と一緒に提出しなければなりません。
そして、審査のためには、大学入試センターから追加の書類を求められることもあるという点にも注意が必要です。

更に、これらの書類を提出しても、直ちに配慮が認められるわけではありません。

大学入試センターの審査の上、配慮事項が決定される

志願票と同時に、診断書や状況報告書を提出した場合。
そのような場合であっても、配慮事項を決定するのは大学入試センターです。

そのため、自分が希望した配慮が認められない可能性もある、という点に注意が必要です。

各大学の試験

各大学の試験でも、合理的な配慮が期待できる場合があります。

例えば、日本福祉大学では、こんな記述があります。

日本福祉大学では障害のある学生が、入学試験において不利になることがないよう、入学試験を受ける上で必要な配慮を行っています。
引用:日本福祉大学 「障害のある受験生の方へ」

入学試験や学生生活で配慮・支援が必要な方へ

ただし、こちらも事前に希望票の提出が必要なので、注意が必要です。
それでも、配慮が受けられる可能性があるのはうれしいですね。

他の大学でも、合理的な配慮が期待できる可能性があります。
大学によって、入試での配慮については異なる可能性があります。
そのため、事前にしっかり確認しておく必要があるでしょう。

まとめ

今回は、発達障害のある方の大学入試について検討しました。

障害がある場合、入試においても合理的配慮が受けられる可能性があります。

事前に、自分の受験する入試についての情報収集を行い、実力を発揮できるようにしましょう。

実力を出しきろう!

 

 

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